5分で理解【PHP入門】演算子 | 比較演算子(==,===,!=,<,>)とは

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比較演算子を理解したい人向け
比較演算子とはなにかわからない
比較演算子の書き方や記号の種類があってわからない

こういった疑問を解決していきます。

比較演算子とは

比較演算子とは

2つの値を比較し、その結果を論理値(trueまたはfalse)で返す演算子です。

ある条件を比較し、正しければture、違っていればfalseで返します。

比較演算子の種類

比較演算子にはイコール(=)や不等号(<>)などの種類があります。

以下の表でまとめています。

演算子意味
==$a == $b右辺と左辺が等しい場合にはtrue。右辺と左辺で型が違う場合にはキャストされる。
!= または<>$a != $b右辺と左辺が等しくない場合にはtrue。右辺と左辺で型が違う場合はキャストされる。
===$a === $b右辺と左辺が等しい場合にはtrue。キャストが行われない(厳密な比較)。
!==$a !== $b右辺と左辺が等しくない場合にはtrue。キャストが行われない(厳密な比較)。
<$a < $b右辺より左辺が小さい場合にtrue。
>$a > $b右辺より左辺が大きい場合にtrue。
<=$a <= $b右辺より左辺が小さいか等しい場合にtrue。
>=$a >= $b右辺より左辺が大きいか等しい場合にtrue。

豆知識
キャストという言葉が出てきましたが、型変換をするということです。
1と"1"では整数型と文字列型で違う型ですが、自動で"1"を整数の1と認識することです。

比較演算子を使ってみよう

コードを書いて使ってみよう

ソースコードを確認してみましょう。

それでは解説していきます。

豆知識
「var_dump()」はカッコ内の情報を出力する関数です。

==の場合

var_dump(10 == 10); //結果 true

左辺と右辺が同じで正しいのでtrueです。

var_dump(10 == 20); //結果 false

左辺と右辺が違うのでfalseです。

var_dump("10" == 10); //結果 true

左辺と右辺の型が違いますが、キャストされるので10 == 10と同じになり、trueです。

===の場合

var_dump(10 === 10); //結果 true

左辺と右辺が同じで正しいのでtrueです。===は型も全く同じでないとtrueになりません。

var_dump("10" === 10); //結果 false

左辺と右辺の型が違い、===でキャストされないのでfalseです。

!=の場合

var_dump(10 != 20); //結果 true

左辺と右辺が違い、!=は否定なのでtrueです。

<、>、<=、>=の場合

var_dump(10 < 20); //結果 true

左辺が小さく、右辺が大きく不等号として正しいのでtrueです。

var_dump(10 > 20); //結果 false

左辺が小さく、右辺が大きく不等号として間違っているのでfalseです。

var_dump(10 <= 10); //結果 true

左辺と右辺が同じで<=なのでtrueです。

まとめ

比較演算子とは2つの値を比較し、その結果を論理値(trueまたはfalse)で返す演算子です。

ある条件を比較し、正しければture、違っていればfalseで返します。

演算子意味
==$a == $b右辺と左辺が等しい場合にはtrue。右辺と左辺で型が違う場合にはキャストされる。
!= または<>$a != $b右辺と左辺が等しくない場合にはtrue。右辺と左辺で型が違う場合はキャストされる。
===$a === $b右辺と左辺が等しい場合にはtrue。キャストが行われない(厳密な比較)。
!==$a !== $b右辺と左辺が等しくない場合にはtrue。キャストが行われない(厳密な比較)。
<$a < $b右辺より左辺が小さい場合にtrue。
>$a > $b右辺より左辺が大きい場合にtrue。
<=$a <= $b右辺より左辺が小さいか等しい場合にtrue。
>=$a >= $b右辺より左辺が大きいか等しい場合にtrue。

ログイン認証時だったり、重要な場面に使うこともあるので使い分けを覚えておきましょう!

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