前回の記事【PHPローカル環境構築】MAMP導入編の続きです。
MAMP追加設定編についての記事です。
本記事は
・タイムゾーンの設定
・HTMLファイルでPHPを動作させる設定
について書いています。
タイムゾーンの設定
タイムゾーンを日本に設定します。
アプリケーションからMAMPを開いてください。
「bin」を開いてください。
「php」を開いてください。
環境設定画面で設定したPHPのバージョン(今回は7.4.2)と同じバージョンのディレクトリを開いてください。
「conf」を開いてください。
「php.ini」というファイルがあるので、コピーして「php.ini.org」に変更してバックアップを取ってください。
豆知識
「.org」という拡張子は変更前のファイルをコピーして置いておく際に用いられる拡張子です。オーアールジーやオリジナルと呼びます。original(オリジナル)を連想しやすいのでorgみたいです。変更して問題が起きても変更したファイルを消して.orgをコピーして使用すれば元に戻ります。
「php.ini」を開き、「command 」+「F」で検索を開き「date.time」などで検索して以下のコードを追加してください。
date.timezone = "Asia/Tokyo"
以下の画像では、911行目に追加しています。
編集が完了したら保存して、MAMPを再起動してください。
「/Applications/MAMP/htdocs」内に、「index.php」を作成して以下のコードを保存してください。
<?php echo date("Y-m-d H:i:s",strtotime("now")); ?>
ブラウザでlocalhostにアクセスして、時間が適切に表示されていれば問題ありません。
HTMLファイルでPHPを動作させる設定
拡張子がhtmlのファイル内で、PHPの記述が動作するように設定をしていきます。
アプリケーションからMAMPを開いてください。
「conf」を開いてください。
「apache」を開いてください。
「httpd.conf」のバックアップ(.org)を取った後、開いて編集します。
以下の画像で141行目の後ろに「.html .htm」を追加してください。
以下のコードを
AddType application/x-httpd-php .php .phtml
以下のコードへ変更してください。(.html .htmの追加)
AddType application/x-httpd-php .php .phtml .html .htm
変更が終わったら、保存してMAMPを再起動してください。
先ほど「/Applications/MAMP/htdocs」に作成した「index.php」を「index.html」に拡張子を変更してください。
ブラウザでlocalhost表示させて、正しくPHPが動作して、現在時刻が表示されていれば問題ありません。
まとめ
MAMP導入後は追加でこの設定を行っておきましょう。
MAMP導入編は以下の記事を参考にしてください。