プログラミング言語を覚えるにあたって一番基本的な変数についてです。
変数はいろいろとルールがあり、必要な情報を保存してくれる役割があります。
PHPってなんだかわからないよ（泣）って方は、以下のリンクをご覧ください。
変数って何？
変数は「値を代入できる箱のようなもの」と思ってください。
＄「ドル記号」（ダラーと読む）を使用して変数を作成することができます。$の後ろに任意の英数字を指定すると、変数になります。
//例
$test = 'テスト'; //「$test」という変数を作成
//「テスト」が「$test」に入る とすると、変数「$test」が作成され、「$test」の中に「テスト」という文字列が入ることになります。（代入するといいます）
このときに使用する「＝（イコール）」は数学で言う左右の値が等しいではなく、右辺から左辺に代入するといった意味合いになります。
例えば、「おもちゃ箱」という変数があるとします。（実際のおもちゃ箱をイメージしてください）そのなかに「けん玉」を代入してみます。
//例
$toy_box = 'けん玉'; //変数$toy_boxに「けん玉」という文字列を代入
echo $toy_box; //echoで変数$toy_boxを出力
//結果 けん玉変数を作成して、変数に代入するやり方についてわかったと思います。
今出てきた「echo」については以下の記事をご覧ください。
変数の作り方
次に変数の作り方について学んでいきましょう。
変数を作成するときは
- 文字列を代入する場合は ' '（シングルクォーテーション）か " "（ダブルクォーテーション）で文字列を囲う
- 数字を代入する場合はそのまま入力
- 最後に；（セミコロン）を付ける
//例
$hello = 'Hello World'; //シングルクォーテーションで囲い、セミコロンを付ける
$hello = "Hello World"; //ダブルクォーテーションで囲い、セミコロンを付ける
$i = 1; //数字は囲わない
$sum = 1 + 2 + 3; //計算もできる 出力すると「６」と表示される
$sum = '1 + 2 + 3';//囲うと「1+2+3」と文字列で出力される変数作成時の注意点とルール
変数を作成する際には注意点とルールがいくつかありますので、確認していきましょう。
注意点（必ず守らなければならない事）
- 変数名の先頭に数字は使用不可
- 変数の中にハイフン「ー」は使用不可
- スペースを入れる
- $this という変数
ルール（基本的にはこのルールに従って作成する）
- ローマ字読みにしない
- 意味がわかる名前にする
- ２単語以上使用する際は、_（アンダースコア）か単語の区切りで頭文字を大文字にする
変数作成時の注意点について
注意点を守らないと変数が使えないため、下記に関しては必ず守って変数を作成してください。
- 変数名の先頭に数字は使用不可
- 変数の中にハイフン「ー」は使用不可
- スペースを入れる
- $this という変数（$thisは特別な変数なので使用できません。詳細は割愛します。）
//NG例
$1toy = 'けん玉'; //先頭が数字で始まる
$toy-box = 'けん玉'; //ハイフンが入っている
$toy box = 'けん玉'; //スペースが入っている
$this = 'けん玉; //$thisを使用している基本的な変数作成ルールについて
- ローマ字読みにしない
- 意味がわかる名前にする
- ２単語以上使用する際は、_（アンダースコア）か単語の区切りで頭文字を大文字にする
✔️ローマ字読みはやめましょう
プログラミングの世界では英語読みが基本なので、ローマ字読みはやめましょう。
//ローマ字
NG例
$omocha
$nennrei
$jikann
OK例
$toy
$age
$time✔️意味がわかる名前をつけましょう
過去に制作したもので何を入れてる変数かわからなくなるのと複数の人で開発していくことが多いので意味がわかる名前をつけましょう。
//意味がわかる名前
NG例
$a
$b
$a123✔️２単語以上使用する際は、_（アンダースコア）か単語の区切りで頭文字を大文字にしましょう
少し変数名が長い場合は読みにくいので単語で区切りましょう。
//2単語以上の場合
$character_name //アンダースコアで区切る
$player_card_type //アンダースコアで区切る
$characterName //2単語目以降は頭文字を大文字
$playerCardType //2単語目以降は頭文字を大文字最後に
変数の基本について理解できたでしょうか。
これがわかれば変数の基本は問題ありません！
プログラミングをしていく上で必ず使用する変数の使い方をマスターしていきましょう！
