if-else文を理解したい人向け
if-elseとは?
if-elseの書き方がわからない。
if-elseを復習したい。
こういった疑問を解決します。
本記事の内容
・if-else文とは?
・if-else文の書き方
if文に続く条件分岐の基礎ですので、しっかり理解しましょう。
if文がわからない方は、以下の記事を参考にしてください。
if-else文とは?
if文に書かれている式の条件がtrueの時には、それに続くプログラムを実行し、falseの時にはelseのあとの文を実行する条件分岐の制御文です。
ifは英語で「もしも〜ならば」という訳です。elseは「そのほかの」という訳です。
PHPでも同じように「もしも、条件がtrueならば〇〇を実行、そのほかは△△を実行」することができます。
「そのほかは△△を実行」の部分がelseになります。
条件分岐でよく使用するのが、比較演算子( == , < , >)と論理型(true,false)ですので比較演算子と論理型がわからない方は以下の記事を参考にしてください。
if-else文の書き方
if-else文は以下のように書きます。
if ( 式 ) {
文1
} else {
文2
}
式には、条件が入ります。
文1には、式がtrueの時に実行させたいことを書きます。
文2には、式がfalseの時に実行させたいことを書きます。
以下のソースコードを見てみましょう。
<?php if (1 == 2) { echo '等しい'; } else { echo '等しくない'; } //出力結果 等しくない
式の部分に条件(1 == 2)が入っています。
これは、1と2は等しいという式なのでfalseです。
falseですので、else後に書いてある文2「echo '等しくない'」が出力されます。
次に以下のソースコードを見てみましょう。
<?php if (2 == 2) { echo '等しい'; } else { echo '等しくない'; } //出力結果 等しい
式が( 2 == 2 )ですのでtrueです。
trueの場合は、文1の'等しい'が出力されます。
変数を使用
ifと同様にif-elseを使用する場合は変数を用いて書いていきます。
変数を使用した場合を見てみましょう。
<?php $num = 10; if ($num < 5) { echo $num . 'は5より小さい'; } else { echo $num . 'は5以上の数字'; } //出力結果 10は5以上の数字
$numに10が入っています。
式が( 10 < 5 )となるので条件はfalseです。
else後に書いてある文2「$num . 'は5以上の数字'」が出力されます。
ランダム数字でif-else文を書いてみる
変数に1つの決まった値が入っているとtrueかfalseかわかってしまうので、ランダムな数字を生成して、条件分岐を試してみましょう。
以下のソースコードを見てみましょう。
<?php $i = rand(0, 10); if ($i < 6) { echo $i . 'は6より小さい'; } else { echo $i . 'は6以上の数字'; }
変数$iに入っている「rand(0, 10)」は0〜10の数字をランダムに生成する関数です。
式が( $i < 5 )ですので、1〜5の時がtrue、6〜10の時がfalseとなります。
10回実行してみました。
このように変数の値によって条件分岐することができました。
まとめ
・if文に書かれている式の条件がtrueの時には、それに続くプログラムを実行し、falseの時にはelseのあとの文を実行する条件分岐の制御文
・if-else文の書き方は以下
if ( 式 ) {
文1
} else {
文2
}
・式には、条件が入り、文1には、式がtrueの時に実行させたいこと、文2には、式がfalseの時に実行させたいことを書く。
if文に続く条件分岐の基礎ですので、しっかり理解して使えるようになりましょう!